
急速に冷凍や真空パックする機械のほか、新商品の缶詰を作る環境をおよそ1500万円かけて整備しました。

缶詰「蛸の生姜煮」と珍味で貴重だという「蛸卵」の2種類が完成。

来月の発売を前にお披露目会が開かれました。地元の関係者も期待を寄せています。

フレスタ 水産チーム 正田修司リーダー
「食べるだけではなくて、アレンジして、いろんな料理に使えるんだろうなと」

三原観光協会 鶴田幸彦会長
「もう首を長くして(完成を)待っていたので、三原市や商工会議所と連携して一緒になってバックアップしたいなと思う」

苦境が続く日本屈指のマダコ産地で模索が続けられています。

― 三原市漁協組合のタコ漁師は10人で、平均年齢80歳。最高齢は86歳。担い手不足も不漁に拍車をかけています。缶詰は、来月8日にスーパーや道の駅などで販売される予定です。