江戸時代に流行した錦絵を実際に刷る作業を体験できるイベントが高知市で行われました。
県立坂本龍馬記念館では今年1月から錦絵をテーマにした展示会を10年ぶりに開いていて、このイベントは関連企画として行われました。
参加者は江戸時代の浮世絵師葛飾北斎の代表作の1つ、「凱風快晴(がいふうかいせい)」を刷る作業を体験。絵をパーツごとに分けて堀られた版木(はんぎ)に赤・青・黒のわずか3色を塗ったり、にじませたりしながら自分なりの「赤富士」を作っていきます。
講師は版画の世界で一人前になるのが一番難しいのは木版画で8年かかると言われていることや、水の量の加減がポイントであることなどを伝えていました。
▼参加者
「楽しかったすごくきれいにできていたので良かったと思った」
「(富士山の)てっぺんの黒いところを塗るのが楽しかった」
このイベントは3月30日にも行われます。














