今回の主役は、スコットランド発祥の焼き菓子「スコーン」。今、専門店も多く出店され、様々なバリエーションも広がり、その魅力を知りたい!ということで、人気のワケを調べてみました。

“ヌン活”で注目「スコーン」の魅力

熊崎風斗キャスター:
「スコーン」はバターや牛乳、小麦粉などを練り上げた「焼き菓子」で、イギリスでは“紅茶のお供”として親しまれています。イギリス伝統のクロテッドクリームやジャムを挟んで食べるのが“イギリス式”として一般的です。

実は“アメリカ式”スコーンというものもあります。
チョコレートやナッツなどが練り込まれていて、しっとりとした食感の三角形が多いということです。カフェなどの定番メニューなので、見たことある人も多いのではないでしょうか。

さらに“韓国式”スコーンというのもあります。
特徴は「トッピングで“映える”」ことで、おしゃれカフェなどで人気です。甘いものからおかず系まで多種多様な種類があって、韓国でも日本でも人気になってきています。

2023年に発表された「食トレンド予測2024」に選出されているのは、“イギリス式”スコーンです。
アフタヌーンティーを楽しむ“ヌン活”人気の高まりとともに、紅茶のお供も人気になってきています。

SNSでは人気の秘訣に関する声が挙げられていました。
紅茶飲むのを忘れて食べちゃうぐらい、好きな味と食感」
「紅茶も良いけどコーヒーにも合う
「フォルムもかわいくて味も大好き」

日比麻音子キャスター:
思っていたスコーンと違うことがわかってきました。

東京大学 斎藤 准教授:
認識をアップデートしなければいけないですね。

熊崎キャスター:
またレシピサイトでは約1万3200品のスコーンが紹介されていて、▼抹茶のスコーン~粒あんサンド~♡、▼おからスコーン、▼米粉と豆腐のヘルシースコーンなどといった、ヘルシーなスコーンも目立ちます。

クックパッドニュース編集長の植木優帆さんによると、「イギリスではデザートやお菓子という分類ではなく、あくまで紅茶と一緒にたしなむ“特別な食べ物”という位置づけ」