アジアサッカー連盟(AFC)は22日、26日に開催予定だったワールドカップアジア2次予選の北朝鮮対日本の試合について「予期せぬ事情により予定通り開催されない」と発表した。

この決定は、20日に北朝鮮サッカー協会から「やむを得ない事情により試合を中立会場に変更する必要がある」とAFCに通知されたことを受け、AFCが国際サッカー連盟(FIFA)及び関係者と協議した上でなされたものだという。

21日にサッカー日本代表は北朝鮮代表とのアジア2次予選を、ホームの国立競技場で戦い1ー0で勝利。その試合後に、日本サッカー協会(JFA)の田嶋幸三会長(66)が、平壌での開催が予定されていた26日の試合について「平壌ではやらないということが決まった」と明かしていた。

第3国や中立地での開催を模索していたと思われたアウェー戦だが、AFCによればこの問題は今後、FIFAの関連委員会に委ねられ、決定事項があれば追って発表されるという。