災害時に全国から応援に駆け付ける緊急消防援助隊の全国合同訓練が7月27日、静岡県庁で行われ、南海トラフ地震を想定した連携を確認しました。

<訓練参加者>
「強い揺れに警戒してください。安全確保してください」

訓練は、遠州灘を震源とするマグニチュード8クラスの地震が発生した想定で行われました。大規模な災害が広い範囲で起きるとされる南海トラフ地震では、全国に配置された緊急消防援助隊の応援により迅速な人命救助が期待されます。

27日は参加者に訓練内容が伝えられないまま、応援に駆け付けた消防や警察、国などの関係機関と連携を確認しました。

<静岡県 加藤晃一 危機管理監代理>
「どれくらいの規模で何が起こるかわからない部分もある。いかに情報をキャッチしてそれに見合う対応がとれるかが大事」

静岡県は、多くの命を救うために訓練を重ねていきたいとしています。