4月に稼働する次世代放射光施設「ナノテラス」の民間利用を促進する取り組みです。宮城県の補助を活用し、他県の放射光施設で研修を行った企業による成果報告会が仙台で開かれ、放射光を商品開発にどう役立てられるかなどが報告されました。
県が開いた報告会では、県内の2つの企業が放射光の実地研修で得られた成果を報告しました。
このうち、アイリスオーヤマは、冷凍食品をおいしく解凍することのできる家電の開発を目的に、冷凍マグロの解凍の仕方が味や品質に与える影響を放射光を使って分析しました。

アイリスオーヤマの担当者:
「(放射光では)より詳細に見え、何が起こっているのか変化が見えるが、他の測定方法と補完することが大事かな思っている」

県は、県内企業のナノテラスの利用促進のため、必要経費の3分の2を補助することで、企業が放射光を使う場を設ける事業を2019年度から始めています。採択された企業は、県産業技術総合センターのサポートを受けながら、愛知や兵庫などの放射光施設で実地研修ができます。

県は、仙台市とも連携し、多くの県内企業にナノテラスの利用を普及していきたい考えです。














