■MLB開幕戦 ドジャース-パドレス(20日、韓国・ソウル)

2対1とパドレスが1点リードの6回には、1死から4人目として松井裕樹(28)がメジャー初登板。0回2/3(11球)を投げ、被安打0、四球1、奪三振1の無失点リレーで“デビュー戦”を終えた。

最初の7番・J.アウトマン(26)との対戦では、1球目93マイル(150キロ)のストレートでボール。カウント2-1からピッチクロック違反を取られるなど先頭打者に四球を与えてしまった。ここでベンチから一呼吸開けるためにピッチングコーチがマウンドへ。

続く8番の代打・K.ヘルナンデス(32)を2球で追い込むと最後はフォークで3球三振、メジャー初奪三振となった。そして、9番・G.ラックス(28)はレフトフライに打ち取った。ベンチに戻った松井はようやく笑顔を取り戻し、M.マチャド(31)が近寄ってきて抱き合うと、ダルビッシュも松井を笑顔で迎え入れ握手をかわした。

松井は2/3、11球を投げ被安打0、奪三振1、四死球1、失点0のメジャーデビューとなった。