新潟市の春の恒例イベント『新潟ハーフマラソン』が20日に開催されました。
7回目となる今年の新潟ハーフマラソンはあいにくの雨となり、スタート時の気温はなんと4.8℃。冬のような寒さの中、一流ランナーもゲスト参加し、新潟県内外からエントリーした4198人が越後路を盛り上げました。

【記者リポート】
「手がかじかむ中で、ランナーは熱く駆け抜けます!」

スタートとフィニッシュは、ビッグスワンスタジアム。
新潟市中央区と江南区をステージに21.0975kmを走る選手たちの体を、徐々に強くなった雨が冷やします。

男子総合の部は、山形から初出場した竹内竜真さん(31歳)が、終盤になって後続をジワジワと引き離して優勝しました。

【男子優勝 竹内竜真さん】
「しっかり優勝できて、自分の中で価値のあるレースになったなと思います」

女子総合の部の優勝は、新潟医療福祉大学3年生の神谷寧々佳さん(20歳)。
2回目の出場での栄冠でした。

真剣勝負のランナーから、思い思いのペースで走るランナーまで、それぞれに充実した21kmだったようです。

「皆さんが手をふってくれるかな、家族が見つけやすいかな、と思って、このプロペラの付いた帽子を頭に…」
「新潟は、人があたたかくて、色んな人の掛け声に支えられましたね」
「手がかじかんじゃって、なかなか水飲めなかったり…」
「キツかったですけど、楽しかったですね」

今回ゲストランナーとして招かれたのは、東京オリンピックマラソン日本代表の服部勇馬選手(十日町市出身)や、「よこたっきゅう」の愛称で親しまれる横田俊吾選手(五泉市出身)ら。
ゲストランナーたちとの記念撮影会も開催されました。

【十日町市出身 服部勇馬選手】
「楽しく、新潟の皆さんと一緒に走ることが、僕にとっては嬉しかったなと思っています」

【五泉市出身 横田俊吾選手】
「また呼ばれるような活躍を一年間して、来年この地に戻ってこれるように、頑張りたいと思います」