山口県内の多くの公立小学校で19日、卒業式があり、児童たちは6年間過ごした学びやをあとにしました。



山口市の平川小学校では142人が卒業しました。

コロナ禍が明けて入場制限がなくなり、多くの保護者に見守られながら1人1人に卒業証書が手渡されました。

卒業生・旅立ちのことば
「これからもたくさん心配をかけてしまうと思いますが、私たちのことを見守ってください」



教師、地域の人、保護者への感謝を込めて歌が披露されました。

式のあとの学活では、思い出を写真で振り返ったり、保護者へプレゼントを渡したりしました。



臨時休校やマスク姿での学校生活など、新型コロナの影響を多く受けてきた卒業生たち。

最後の年は、県外への修学旅行などこれまで通りの学校生活を送ることができました。

卒業生
「思い出は修学旅行です。みんなで班別活動して楽しかったです」
「親にありがとう、これからもよろしくねって言いたいです」
「今まで親に迷惑をかけた分、恩返ししていきたいです」

このことばを聞いた親は。

卒業生の保護者
「6年間で大きくなったなと、しっかりしてきたなと思ってます。中学校では自由に楽しくやってくれたらいいなと思っています」

県内の公立小学校では、この春1万人あまりが卒業を迎えます。