熊本県八代市(やつしろし)にキャンパスがある中九州短期大学が、再来年度から、学生の募集を停止します。

八代市の中九州短期大学は、保育士や介護福祉士などを育成する2つの学科を持つ私立大学で、1974年の開校以降、約6500人が卒業しました。

しかし、少子化や、4年制大学への志向の高まりなどで、近年は志願者数が大きく減っていたことから、大学は、4月入学する新入生を最後に、学生の募集を停止するということです。

これを受けて、八代市の中村博生(なかむら ひろお)市長は、「若者の流出防止や福祉人材の確保に向けた取り組みを進めていく」とコメントしています。