沖縄県内で進学校として知られる学校で、先月から試験的に「身なりに関する校則」が1か月間限定で緩和されています。服装は自由、髪染めやメイクも許可されています。学校が校則の緩和に踏み切るまでには、校則について探究した生徒たちの試行錯誤の日々がありました。

髪を赤く染めた女子生徒
「今回のタイミングで染めました」 
「高校生なのでおしゃれを楽しみたいって気持ちが強いんですよ」

ピアスを開けた男子生徒
「ピアスは元々開いていたのが1個と、今回開けたのが2個です」

私服の男子生徒
「新しい洋服も買ったりして結構楽しみにして、今日着てきました」


今、試験的に「身なりに関する校則」が1か月間緩和されている沖縄本島中部の進学校、球陽高校。私服でも制服でも服装は自由に選択でき、校内には個性があふれています。


球陽高校・田名裕治校長
「外見がどうのこうので学習に向かう態度であったり、学びを深める姿勢であったり、そういったものは一切変わりませんので」


球陽高校が踏み切った「試験的な校則緩和」。
そこには、ある生徒たちの熱い思いがありました。