急速に症状が進み、致死率が高いことで知られる「劇症型溶血性レンサ球菌感染症」の今年に入ってからの患者数が、過去最多となった去年1年間の患者数の5割をすでに上回ったことがわかりました。
「劇症型溶連菌」は主に「A群溶血性レンサ球菌」と呼ばれる細菌に感染し、初期は発熱などの症状ですが、多臓器不全を起こすなど急速に症状が進んで死亡することもあり、致死率は3割から7割とも言われています。劇症化するメカニズムは明らかになっていません。
国立感染症研究所によりますと、去年1年間に全国で報告された患者数は速報値で941人で、現在の方法で調査を開始した1999年以降、過去最多となりました。
今年に入ってからも患者数の増加は続いていて、今月10日までのおよそ2か月間の患者数は速報値で474人となりました。
すでに去年1年間の患者数の5割を超えていて、去年を上回るペースで感染が広がっています。
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