■競泳 国際大会代表選考会3日目(19日・東京アクアティクスセンター)
代表選考会3日目は女子400m個人メドレーで成田実生(17、金町SC)と谷川亜華葉(20、イトマン近大)の若い2人がパリ五輪出場に内定。ベテラン勢では女子100m平泳ぎに出場したロンドン五輪銀メダルの鈴木聡美(33、ミキハウス)が、青木玲緒樹(29、ミズノ)と共に切符を掴み、男子200m自由形では松元克央(27、ミツウロコ)が内定を決めた。個人種目の代表内定条件は、決勝競技で日本水泳連盟が定めた派遣標準記録を突破し、2位以内に入ること。
まずこの日、最初に代表を内定させたのは女子400m個人メドレー。2022年世界ジュニア3冠の高校2年生・成田と、東京五輪代表の谷川が、東京五輪2冠の女王・大橋悠依(28、イトマン東進)に挑んだ。レースは序盤から3人が並ぶデッドヒート。
前半を得意とする大橋、谷川が2泳目の背泳ぎで前に出るが、後半型の成田が3泳目の平泳ぎでトップに。最後の自由形でも成田が伸びのある泳ぎを見せ、派遣標準記録の4分38秒53をおよそ3秒上回る、 4分35秒40のタイムでフィニッシュ。続く谷川は4分35秒60で若き2人がパリ五輪への切符を掴んだ。
レース後に成田は「本当に最高な気分、最後まであきらめず頑張って良かった。これまでコーチや家族、支えてくれた多くの皆さんのおかげで五輪代表内定という結果を出すことが出来て嬉しい気持ちでいっぱい」と喜び、初の五輪出場については「前まではパリ五輪に行って決勝で戦うという目標だったけど、そのスタートラインに立てたのでしっかりもっともっと早くなるんだという気持ちで頑張っていきたい」と意気込んだ。
東京五輪女王の大橋は4分38秒89で4位に終わり、この種目での五輪内定を逃した。大会最終日の24日、200m個人メドレーで代表入りを目指す。
女子100m平泳ぎ決勝では準決勝1位の青木がレースを引っ張るが、ラスト15mで33歳のベテラン鈴木が驚異の追い上げを見せ、トップでフィニッシュ。派遣標準記録(1分06秒47)を突破する1分05秒91をマーク。青木は1分05秒93と鈴木に0秒02差の2位でパリ五輪内定を決めた。
※写真は左から成田選手、谷川選手
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