『放置林問題の改善』と『建材などへの活用』を目指す

 この計画を佐用町が推し進める背景にはある問題があります。町の調査によりますと、町内の森林保有者の約8割が定期的に木を切る間伐などの手入れを「何もしていない」と回答。放置林が深刻な問題となっているのです。
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 佐用町は2009年に大規模な土砂災害を経験。森林が放置され続けると防災上のリスクも高まります。こうした背景もあって、町は希望する住民から森林を買い取り、ユーカリを植え、建材やバイオマス燃料などとして活用しようとしているのです。
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 早く伐採できるユーカリで経済性を高めながら森林整備を進める。この計画に林業を営む人からは歓迎の声が。

 (林業家 石堂則本さん)「(後ろにある)樹齢120年の木は私の4代前、明治の中期ごろに植えたものです。それが今やっと伐採できる。ユーカリは大体20年で伐採できる。その魅力はたしかに大きい」