わたしたちが生きる世界では、今も紛争が続いています。
イスラエルとイスラム主義組織ハマスとの紛争。
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻。
子ども達など、罪のない人たちが殺されています。

「平和と公正をすべての人に」
…SDGsの目標のひとつに、こう掲げられています。
けれど、あまりに空しく響きます。

こんな時代に、わたしたちにできることは何だろうか?
若者達と一緒に考えることから始めたらどうだろうか?
そんなシンプルな思いからこの企画が生まれました。
それが“ACTION for Peace”です。

ナビゲーターは世界の紛争地を歩き続けてきたTBS報道局の須賀川拓記者とニュースキャスターからラジオパーソナリティまで幅広く活動する井上貴博TBSアナウンサーの2人。
スペシャルゲストとしてご自身の過酷な経験をもとに平和を訴え続けている俳優、サヘル・ローズさんが加わります。

イベントの企画立案・制作には、若者の貴重な視点を盛り込むために、大学生や高校生が参加しました。
会場に集う若者・出演者が一緒になって紛争の現実を学び、共有したい。
そのために、紛争現場に轟く爆撃音のすさまじさを感じること。
爆撃被害を受けた建物の内部を見て回ること。
テレビニュースで流れる映像や最新技術を使うことで実現できないか?
そして、みんなが同じ目線で、あるがままの感想を述べ合い、
「私たちにできること」について率直な対話をしたい。

「具体的な行動=ACTION」に踏み出すきっかけになれたら。
そんな願いを込めて開催します。