ニセホリエモンにニセひろゆき。有名人をかたる投資詐欺が相次いでいます。ついにはニセ池上彰まで登場。本人の怒りの直撃に、ニセモノの反応は?
高まる投資ブーム SNSのニセ広告 手口は?
株価の上昇とともに、高まる“投資熱”。今週、都内の投資セミナーには、多くの受講者が。

50代
「新NISAも始まったし、勉強したいなということで」
50代
「死ぬまで年金が保証されるかどうか不安もありますしね」

一方で、投資ブームに合わせてか、いま急増しているのがSNSを使った投資詐欺。
2023年1年間の被害額は、約278億円に上りました。
中でも最近、インスタグラムやフェイスブックで目にするのが…

堀江貴文さん、前澤友作さんに、ひろゆきさん。さらに、森永卓郎さんや荻原博子さんといった、有名人になりすました「ニセ広告」です。

60代女性
「SNSの詐欺広告をきっかけとして、詐欺被害に遭われた方々のグループです。現在、16人会員がいます」
「投資詐欺の被害者の会」を結成したという人たち。
その被害額は…
50代女性
「最終的に610万円振り込みました」
60代女性
「私はトータルで2000万」
会全体の総額は…なんと1億円を超えると言います。

「有名人を名乗る人物のLINE」を登録すると、投資を勉強するグループラインに誘導されます。
そして、次の手口が…
60代女性
「私は、本を送られてきた。僕の本ですから送りますと。ホンモノだったのかな?という風に(思った)」
60代女性
「グループメンバーの方を見ていると、豪華な暮らしとか。ホンモノでこんな凄い世界があるんだって思って、どんどんお金をかき集めて入金した」
本人と信用させた上で、FX投資の偽サイトにさらに誘導。
そこで現金を入金させられたあと、ニセサイトは閉鎖され、連絡も取れなくなったというのです。