アメリカが主導する有人の月面探査「アルテミス計画」で、日米両政府が日本人の宇宙飛行士2人を月面に着陸させることで合意する方針を固めたことがわかりました。

「アルテミス計画」は、アメリカが主導し日本も参加する国際的な有人月面探査プロジェクトで、1972年のアポロ17号以来初めてとなる宇宙飛行士の月への着陸を目指しています。

関係者によりますと、日米両政府はこの計画で、日本人の宇宙飛行士2人を月に着陸させることで合意する方針を固めたことがわかりました。

4月に予定されている日米首脳会談の後に、盛山文部科学大臣とNASA=アメリカ航空宇宙局のビル・ネルソン長官が合意文書に署名する方向で調整しているということです。

日本人の宇宙飛行士の月への着陸は2028年以降に行われることが想定されていて、日本人が月に着陸するのは初めてです。