児童の保護者にわいせつな行為をしたとして西臼杵地区の小学校で臨時講師をしていた74歳の元校長が先月、書類送検されました。
これを受け、宮崎県は15日付けで元校長を懲戒免職処分としました。

懲戒免職となったのは、元、小学校の校長で西臼杵地区の小学校に勤務していた臨時講師の74歳の男性です。
県教育委員会によりますと男性は、去年12月、小学校の校内で学校行事のため訪れていた児童の保護者と会話をしている途中、体を触るなどわいせつな行為に及んだということです。

男性は「指導法などを評価され、意識が高揚し思わず触ってしまった」と話しているということです。
保護者は、精神的な苦痛を受けたとして地元の教育委員会に報告。
男性は自宅待機となっていましたが、先月、書類送検され、県は15日付で男性を懲戒免職処分としました。


過去10年間でわいせつな行為をした教職員の処分はこれで14件目で、県教育委員会は、教職員の不祥事撲滅とコンプライアンス遵守を徹底し、信頼回復に努めるとしています。