
松山市によりますと、カラクリ時計の音量を規制する法律や条例はないそうです。
一方、愛媛県の条例に拡声器などの使用に関して定めたものがあり、道後商店街のような商業施設が集中するエリアでは、70デシベル以下に制限されています。市は、この条例を参考に時計の音量を概ね10デシベル下げ、最大68デシベルまでとしたということです。

目安として、一般的な音の感じ方は、80デシベルは電車の中やピアノの演奏、70デシベルでは騒がしい室内やセミの鳴き声くらいの音だとされています。
カラクリ時計の周辺は、観光客や車が多く行き交うエリアですから、音量を下げてしまうと物足りなく感じる人も多いのかもしれません。