いよいよあす、5つ目の「魔女の谷」がオープンする愛知県長久手市のジブリパーク。開園してからの1年4か月あまりで周辺自治体にはどんな波及効果をもたらしたのでしょうか。
おととし11月、3つのエリアで開園した「ジブリパーク」。


去年、4つ目のエリアがオープンし、いよいよ16日に5つ目の「魔女の谷」のオープンで全面開業します。
愛知県は全面開業のあと、年間約180万人の来園者と480億円の経済効果を見込んでいますが、来園者の取り込みを狙う周辺自治体にはこれまでにも恩恵が…

(荒川栞記者)
「名鉄瀬戸線 尾張瀬戸駅です。のどかな町が広がる中、大きなホテルがそびえ立っています」
瀬戸市はジブリパークの開園をきっかけにホテルの誘致を進め、去年9月「ホテルルートイン尾張瀬戸駅前」がオープン。県外の客だけでなく外国人観光客の宿泊も増え、好調だといいます。さらに…
おととしから、ジブリパークに来た人をターゲットにしたタクシーツアーも実施。


ジブリキャラクターのぬいぐるみを乗せたタクシーで「焼き物の街」を巡り、映画に出てくるキャラクターたちが使いそうなミニチュアの食器作りを体験できるほか、ランチもついているんです。

(荒川記者)
「ジブリの世界観が感じられます。ベーコンエッグ、ベーコンがジューシーでおいしいです」

映画のワンシーンをイメージした定食を満喫したあと、ツアーの最終目的地は…
(荒川記者)
「瀬戸市から約15分で、リニモ 愛・地球博記念公園駅に到着しました。ジブリパークまで歩いてすぐです!」
値段は4人の利用で、一人あたり4200円。予約も好調だということです。
(瀬戸市 観光協会事務局・畔柳昭佳さん)
「午前中にタクシーツアーをやっていただき、午後からチケットとった方にジブリパークに行っていただくことが狙い。いよいよジブリパークがフルオープン。さらに多くの方々に瀬戸市にお越しいただきたい」