江戸時代から受け継がれる技術を使った陶芸作品の展示販売会が高知市で開かれています。
高知大丸で14日から始まった十五代酒井田柿右衛門特選展。
柿右衛門様式の作品は温かみのある乳白色で、描かれている絵柄が左右非対称であることや、ほとんどの作品で使われている赤い色が特徴です。会場には初代から受け継がれる技術を駆使した十五代の「濁手(にごしで)」の作品や職人による窯ものの作品など、125点が展示・販売されています。
先月、襲名10周年を迎えた十五代の作品は、木の実や花などが描かれていることが多く、中でもドングリをモチーフにした作品を描いたのは、十五代が初めてだということです。
(柿右衛門窯大阪店 亀田裕司 店長)
「十五代になってから初めての展覧会。ぜひこの機に柿右衛門の美しさを感じて、ゆっくりご覧いただけたらなと思う」
十五代酒井田柿右衛門特選展は、3月25日まで高知大丸で開かれています。














