調べに対し男性は、「運行前、日常点検を確実にしていなかった」と容疑を認めているということです。

また、脱落したタイヤは、前日に交換された冬用タイヤで、直径およそ90センチでした。

タイヤが当たった男性は、外傷性くも膜下出血や骨盤骨折などの重傷を負いました。男性は現在も治療中ですが、回復に向かっているということです。

また、業務上過失傷害の疑いで書類送検された4人については、浜田市内の勤務先で会社が保有する大型トラックのタイヤ交換作業を行うにあたり、業務上必要な注意を怠った疑いが持たれています。

この4人もいずれも容疑を認めていて、責任者である会社役員の男性(55)と会社員の男性(51)は「タイヤ交換作業や運行前の日常点検について、適切な指導や管理ができていなかった」、タイヤ交換作業を行った会社員の女性(39)と会社員の男性(54)は「タイヤ交換をする際、手抜き作業をしてしまった」と話しているということです。