県外で活躍する青森県民を紹介するターニングポイント。人生の転機となったそのとき、どのような思いや決意があったのでしょうか。今回のストーリーは青森市出身でタレント、衣装デザイナーの矢田喜多。
つんく♂も楽曲を提供する「バクステ外神田一丁目」の元メンバーで、現在タレントを続けながらアーティストやアイドルの舞台衣装デザインを手がける。


絵を描くのが得意

幼い頃から絵を描くのが得意だった矢田喜多。人前に出て何かを表現するのが好きだった。
矢田喜多
「小学校の時の発表会は『笑う音楽団』という劇をやったんですけど、その音楽団の団長役を任されまして、すごい楽しかった記憶はあります」
実は、服飾の勉強をしていた高校生の頃から「バクステ」の存在を知っていて、憧れは持っていた。
矢田喜多
「高校生の頃には、バクステ外神田一丁目があることを知っていて。ただアイドルって、人間がいっぱいいたら、ひとつまみどころじゃなくて小指の爪の間に入るぐらいの数の人間しかなれないだろうなと思ってたので、私は衣装デザイナーの道かなと思ってましたね、高校生の頃は」

卒業後は地元で服飾の専門学校に進学。就職活動をし始めていた時期に、ふと、なりたかったアイドルのことを思い出す。














