■独自進化の「いばらきガパオ」食材はすべてこだわりの県産
そもそもガパオとはタイ語で「ホーリーバジル」のこと。「いばらきガパオ」の定義にホーリーバジルは入ってないようですが、良いんですか?茨城県さん!
茨城県観光物産課 谷越敦子課長
「自由度高めなレシピになっています。まあ、レンコンがあれば!レンコンをアクセントにいばらきガパオを展開していきたいと思います」なんて自由な茨城県!その土地のおいしい食材を使ったものが「いばらきガパオ」ってことですね。
その「いばらきガパオ」、茨城・境町にある道の駅で食べられるそうで…
お客さん
「レンコンがたくさん入っています。ハーブがきいていて美味しいです」
「そんなに辛くもなくて、どなたでも食べられる感じの美味しさだと思います」
こちらのお店の「いばらきガパオ」(850円)はピーマン、パプリカ、玉ねぎにスイートバジルなど野菜を含め使う食材はぜんぶ茨城県産なのがこだわりです。さらに…
茶蔵さかいキッチン 末弘伸一料理長
「タイの本格的な調味料などを使いながら茨城の食材をより美味しく提供できるように作っています」
■“海の街”の「いばらきガパオ」タコにシラスも入れちゃった!
さらに、海の近く大洗町の「朝日堂」には驚きの「いばらきガパオ」がありました。地元野菜と地魚のカルパッチョが有名な居酒屋ということもあり、彩り鮮やかな野菜を入れた後にタコとシラスをたっぷりと!地元を盛り上げたいという想いから、「いばらきガパオ」(1000円)に名産品を入れちゃったんです。
朝日堂 平戸孝二オーナーシェフ
「こちらは大洗なので、大洗はタコとシラスが有名なのでこちら入れました」
ところでこちらはバジルは入れてますか?
平戸オーナーシェフ
「あれ、忘れちゃった。美味しいから大丈夫かな」
なんともお茶目なシェフが作った茨城愛たっぷりな商品に常連さんは…
常連客
「大洗もそうですけど、(ガパオで)有名になってどこかから人が来てくれれば」
「魅力がないところだから、茨城は」
地元食材で作る新たな名物。果たして全国に広まるのでしょうか。