保育の現場で働く人材の確保に向けて、保育の仕事の魅力を高める方法などを話し合う懇談会が、こども家庭庁で初めて開かれました。
第1回となる保育人材確保懇談会では、「保育の仕事や現場の魅力向上」をテーマに、政府と有識者、保育を学ぶ学生による意見交換が行われました。
有識者からは、▼学生に向けて保育という仕事の魅力を発信する必要性や、▼復職しづらいこと、賃金の低さといった待遇面について問題提起が行われました。
加藤鮎子こども政策担当大臣
「皆様ご存知の通り保育人材確保には様々な課題がございます。(保育士は)安心と挑戦の循環を通して、子どもが成長していくことを支える専門的かつ大切な仕事でございます。こうした保育士という職業の魅力の発信やイメージ向上は大変重要だと考えております」
こども家庭庁によりますと、懇談会は全3回の実施を予定していて、議論を通じて専門職としての保育の魅力発信やイメージ向上につなげたいとしています。
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