開幕まであと3週間を切ったプロ野球。DeNAのドラフト1位ルーキー度会隆輝(21、わたらい・りゅうき)がここまで10試合連続安打とゴールデンルーキーの片鱗を覗かせている。ラインナップでは1番・ライトで起用され、オープン戦打率4割越えとルーキーでの開幕スタメンも視野に入ってきた。23年のドラフト会議で度会は「社会人No.1バッター」としてこの年最多となる3球団競合の末、DeNAへの入団が決まった。度会は横浜高時代にプロ志望しながら指名がなかった経験があっただけに指名時は安堵の涙を流していた。晴れてプロの世界に足を踏み入れた度会に開幕目前での手応えと一年目の意気込みを存分に聞いた。

開幕目前での手応えと一年目の意気込みを聞いた

Q.プロとして横浜スタジアムで開幕を迎える

度会隆輝:
まずは高校・社会人と使わせていただいた球場なんですけど、またプロに入ってやる気持ちとアマチュア時代にやっていた気持ちだと全然違うので雰囲気もスタジアムのお客さんの入り方もその中でやっとプロ野球選手になれたんだなという思いが一番強い。すごく毎日楽しくやらせて貰ってます。

Q.度会選手のユニフォームを着たファンの姿や声援がある

度会:
本当に温かい御声援を毎回頂いていて、すごい力になってますし、自分がヒットになったり、いいプレーした時に『りゅうき、いいぞー』とか、褒めていただく、そういう応援してくれる声というのはすごい嬉しいので日々すごい“温かい気持ち”になれています。

Q.オープン戦ではかなり打率が好調だが自身の手応えは

度会:
状態的にもいいですし、やって来ている事を継続してやれているので変わらずに…継続が一番難しいので、その継続っていうものにこだわって、これから先もやっていきたいと思います。

Q.継続している具体的な内容は

度会:
そうですね…意識付けもそうですし、ピッチャーに対しての入り方、自分の意識している部分を継続するというのも、言葉では簡単な様ですけど、いざ自分で打席の中であったり、練習でやるのを継続するのはやっぱり難しい所なので、そこを継続してるのが今、結果に繋がってると思うので、その継続というものはこれからもこだわってやっていきたいと思います。