捜査中の父親に望むことは「最後くらい」
記者:「お父さんが捜査機関による捜査中、お父さんに望むことは?」
里帆さん:「過去は変えられないのはわかっているんですけど、今からできることしかできないので。黙秘してると、この前ニュースでもありましたけど、できたら自分の口で、お話してくれたら、本当に私としては救われるというか、自分の口で何があったかっていうのを、父の口から話してくれると本当に…。最後くらい、最後って言ったらあれですけど、父として尊敬できる部分、幼いときはやっぱりそういったところはあったので、少しそれを見せてほしい。父としても人としても、娘として私が思うのは、信頼することはこ
れから先もないとは思いますが、どうしても血の繋がりはどうしても絶てないので、未だに、血がつながっていることに苦しいこともありますから、少しでもそうは思わなくて済むような…自分で認めてほしいなと思います。
今後どうなるかは私にはわかりませんけど、反省してほしい。自分が何をして、私がどう傷けて、今どういった影響があるのかっていうのは、事前に5月から何度かお話もしましたし、自分で何が理由なんだろうと。そういったところ考えて、それが反省だと思うので。会うことは、これから先はないですけど、私には、父が実際に反省しているかどうか見ることはないです。だけど、人として恥ずかしくないというか、できることをしっかりとやって欲しいなと思います」

記者:「高校2年の時、保健室に相談したことについて」
里帆さん:「すごく優しい方で、保健室の先生、私は小学生の頃から大学生の頃まで、こういった経験もあったので、すごくお世話になっている。体調のことだけじゃなくて、他の友達のことですとか、そういった思春期ならではの悩みというか、そういったことに優しくいつも聞いてくれて、それがすごく信頼できたというか、少し当時中学生の頃には少し大人に、事実を知らないから、怠けてるのかなとか、そういうふうに多分思った方もいらっしゃると思うんですけど、そうではなくて、私が保健室にいるのは何か理由があるからかなと、そういうふうに見てくださったのかなと感じて。だから、こういう事情があって苦しいんだと。信頼して話すことができたのかなと思います」