「ゴジラ」をつくったのは“35人”少数精鋭の職人

ハリウッドでは、数百から1000人規模のクリエイターで作業するというVFX。

山崎監督が所属する映像制作会社・白組では…

Q.ゴジラを作った方々は何人くらいいるんですか?

山崎監督「35人なんですよ」

小さな船をゴジラに見立てて撮影された映像に…

白組・コンポジター 野島達司さん(25)
「ゴジラがどんな泳ぎ方するのかという波のシミュレーションがこれ。ひとつひとつの粒があるんですけど、全ての点をどっちに進むのか計算するのをコンピューターにやらせている」
「これはCGだけの状態。これをさらに合成して…上に重ねる」

世界が認めた日本のVFX。

山崎監督がゴジラに込めたメッセージとは。

山崎監督
「初代ゴジラにあった”核の脅威”や”戦争のメタファー”であることをちょっと忘れかけていたところがあると思った。そこには今のご時世の問題もあるから戻したいなと思った。『核兵器がゴジラという姿になって上陸してきた』という感じを出したかったので、やっぱり(ゴジラが)熱線を吐くところは『核のイメージをどれだけ盛り込めるか』が自分の中で大きなテーマだった」

山崎監督「オッペンハイマー」に「アンサー映画を」

また、アカデミー賞を席巻したのがクリストファー・ノーラン監督の「オッペンハイマー」。原爆を開発した物理学者の半生を描いた映画です。

同じく戦争や核兵器を題材とした作品に、山崎監督は…

山崎監督
「作っているときは全くそういうことは意図されていなかったと思うが(2つの作品が)出来上がったときに世の中が緊張状態になっているというのはすごく運命的なものを感じます。僕の個人的な思いとしては、本当にアンサーの映画を日本人として作らなきゃいけないんじゃないかと感じる」