乳がん検診の啓発に役立ててもらおうと、四国労働金庫が高知県総合保健協会に寄付をしました。
四国労働金庫は、社会貢献活動の一環として乳がんの早期発見・診断・治療の大切さを伝える「ピンクリボン運動」を支援しています。具体的には利用者が四国ろうきんのATMで1回引き出しをするごとに1円の寄付になります。今年度、県内ではおよそ23万8000円が集まり、11日は県総合保健協会に目録が贈呈されました。
(四国労働金庫 高知営業本部 井上浩司 部長)
「働く人たちを中心とする人に一定の支援を行っていくということを柱にずっとやってきているので、四国労働金庫がある以上はずっと続けていく思い」
おととしの県内の乳がん検診の受診率は、49.2%と全国平均を上回っていますが、定期的な検診が早期発見、治療には重要です。
(県総合保健協会 弘田均 常務理事)
「コロナ禍で全国的にがん検診の受診率が10%くらい下がっているという状況もありますので、こういう機会でがん検診を受けるように引き続き強く訴えていきたい」
贈られた寄付金は、子どもを対象にした乳がんの啓発授業などにあてられるということです。














