■プロ野球オープン戦 西武 6ー5広島(20日、ベルーナドーム)

ドラフト1位ルーキーの武内夏暉(22)がオープン戦最後の先発登板で5回、85球を投げ、被安打6、奪三振4、四死球2、失点3(自責点2)だった。

この日は、国学院大学の卒業式だったが、オープン戦と試合時間が被っていた為、欠席していた。「ストライク先行で打たせて捕るピンチング」とテーマをもってのマウンド。1回、わずか10球で3者凡退に抑え、上々の立ち上がりを見せた。

しかし、2回、先頭の広島4番・シャイナーをチェンジアップで三振にとるも、2死2塁の場面で7番・上本に先制タイムリー。3回にも1死2塁で2番・レイノルズにタイムリーを許し、失点してしまった。

毎回ランナーを背負う我慢のピッチングにも「ランナーがいながらも最少失点で抑えられてよかった」と前向き、「ここまで順調に投げられているので状態を上げていきたい」と話した。来週が開幕前、最後の調整登板になる見込みだ。