■米男子ゴルフ アーノルドパーマー招待 2日目(日本時間9日、アメリカ・フロリダ州、7466ヤード・パー72)

先月のジェネシス招待で約2年ぶりのツアー優勝後、初の大会となる松山英樹(31、LEXUS)。第2ラウンドは5バーディー、3ボギーの「70」でスコアを2つ伸ばし、通算7アンダーでトップタイに浮上した。

首位に1打差の2位タイでスタートした松山は出だしの1、2番をパーとすると、3番(パー4)でティーショットを池の脇のラフへ。池に入っての第2打は、あと数センチでチップインイーグルと、前日に続き抜群のアプローチを見せた。このホールでこの日最初のバーディーを奪うと、つづく4番(パー5)でもバーディーとし、スコアを2つ伸ばした。

しかし5番(パー4)では第2打をグリーン奥のラフに打ち込むと、第3打をミスショットでショート。ボギーを叩いてしまう。その後、難易度の高い8、9番をパーでしのぎ、前半を1アンダーで折り返した。

後半12番(パー5)では約2.5mのパーパットを外し、ボギー。13番ではパーパットを打つタイミングで、ギャラリーがくしゃみ。そんなハプニングにも動揺せずにパーセーブした松山はパー3の14番。第1打を約4mに寄せ、なんなくバーディーを奪った。

15番(パー4)でスコアを落とした松山は、前日にイーグルを奪った16番で2オンに成功。第3打でピンまで約40cmに寄せてバーディー、ふたたびアンダーに戻した。腰の痛みが出たという最終18番(パー4)では第2打を約4mに寄せ、バーディーフィニッシュ。5バーディー、3ボギーの「70」で通算7アンダーでトップタイに浮上した。首位には世界ランキング1位の S. シェフラー(27、アメリカ)など6人が並ぶ大混戦となっている。


【第2日 結果】
1)-7 松山英樹 
    S. シェフラー(27、アメリカ)
    S.ローリー(36、アイルランド) 
    R.ヘンリー(34、アメリカ)
    B.ハーマン(37、アメリカ)
    W.クラーク(30、アメリカ)