山梨県が研究を後押ししている次世代エネルギー「水素」への理解を深めてもらおうというイベントが甲府市で始まりました。

このイベントは山梨大学を中心に国内でも屈指の研究が県内で行われている水素・燃料電池について知ってもらおうと県が初めて開いたものです。

8日は県や研究機関の担当者が取り組みを紹介し、このうち甲府市の米倉山で太陽光で作った電気で水素を製造するP2Gシステムの事業を行う県企業局の担当者は、製造した水素が東京ビッグサイトなどで使われていると説明していました。

また、会場では山梨大学や県内企業など11の団体の研究内容や取り組みがパネルで紹介されていました。

2日目のあすは研究拠点のある米倉山で水素で走るカートの操作などを体験できるイベントが行われます。