高知市議会の代表質問が始まりました。人口減少問題について桑名(くわな)市長は、新年度から「結婚を希望する若い世代に経済的な支援を行うことで、結婚をためらう要因を一つでも和らげたい」との考えを示しました。
今月1日現在の高知市の人口は31万5662人と、2013年からの10年間でおよそ2万人減っていて、人口減少が大きな課題となっています。
8日から始まった市議会の代表質問で、人口減少問題について問われた桑名市長は「これまでの子どもを持つ世帯への支援だけでは、少子化対策の効果は薄かったと痛感している」と述べました。その上で、新年度から結婚を希望する若い世代に経済的な支援を行う考えを示しました。
■高知市 桑名龍吾市長
「経済的な支援を行い、婚姻をためらう要因を一つでも和らげることにより、新たな結婚生活を踏み出せるよう、結婚・子育てに希望の持てるまちを実現していく」
高知市議会3月定例会は今月27日までです。














