浜田敬子氏「政策協定へのサインは当事者から見て重大な問題」

小川彩佳キャスター:
映像や署名入りの推薦確認書が出てきている今でも、盛山さんは一貫して「記憶にない」ということですね。

ジャーナリスト 浜田敬子氏:
盛山さんが嘘をついているのか、本当に記憶にないとしたら、私が本当にひどいなと思うのは、旧統一教会との政策協定というのは、彼らの考えている・大事にしている伝統的な家族観に基づいて、LGBTQの問題や同性婚に対しては慎重に扱うようにという、そういったくだりがあるわけです。

その政策協定にサインをするということは、そういうふうな態度をとりますよということですよね。当事者の方から見たら、人生を左右するような重大な問題なわけです。

それに対して政策でサインをしたのは、覚えているかどうかわからない。票がほしいとか、選挙のときに人を出してほしいとか、そういうことで簡単にサインをしたとしたら、本当に政治家にとっての政策とは何なんだろうと感じます。