学びたくても学べない子どもたちを支援しようと、個人や企業から寄付を募り、返済不要の給付型の奨学金制度を続けている団体が新潟県にありました。

新発田市の土田雅穂さんは、県内の企業や個人などから寄付してもらった食料品や日用品をひとり親世帯などの生活に困っている人たちに配布する「フードバンクしばた」の運営を通して、子どもたちが抱える現状を目の当たりにしたそうです。

「貧困世帯の現状を知るにつれて、貧困世帯がそれを脱出するために何が必要か考えたとき…『教育』なんですね」