専門家「猫背・体を反らして歩くと、ヘルニアのリスクも」

(大石邦彦アンカーマン)
そうですよね、一番気になるのは子供の体への負担、影響はどうなのということですが、「あいちせぼね病院」の伊藤全哉院長に聞きました。

伊藤院長によりますと「正しい姿勢で歩けば、重いランドセルを背負っていても、体への影響は最小限で済む」ということなんですね。では、正しくない姿勢は何なのか。例えば「猫背や体を反らして歩く」。このようにランドセルを背負うと「筋肉を痛める可能性や場合によってはヘルニアになるリスクもある」と。正しい姿勢であることが大事ということなんですね。

(夏目キャスター)
確かに正しい姿勢で背負えればいいなと思うんですが、重いからこそ猫背になってしまったり、反ってしまったりするのではないかと思いますね。

(大石アンカーマン)
子供は、筋肉が発達しておらず筋力も弱いので、学校側は極力荷物を少なくしてほしいと思います。
では、重いランドセル対策を学校はどうしているのでしょうか。岐阜市立方県小学校の松岡猛校長に聞きました。

松岡校長は「宿題に関するもの以外は、学校で保管するように指導している」と。とにかく「ランドセルを軽くして、体への負担も軽くする」ということを考えていると言ってました。

(夏目キャスター)
先生も子供たちも「不安だから持って帰る」とか「持って帰るのがルールだから」ではなく、もう少し柔軟な対応というのが求められますね。

(大石アンカーマン)
今は文科省の指導もあって、ランドセルを軽くしようと学校側も対応しています。少しでも子どもたちへの負担は軽くしてほしい、ただ軽くすることを優先して教材を少なくして、教育がおろそかになってしまったら本末転倒なので、ランドセルの中はゆとりを、でも教育はしっかりお願いしたいと思います。

(夏目キャスター)
「何を置いて帰るのか」「何を持って帰るのか」それ自体を自分で考えることも教育の一つなのかもしれません。