東日本大震災で陸の孤島化を経験

おしか清心苑 鈴木静江施設長:
「(東日本大震災の時は)近くの道路がダメだったので5日間は陸の孤島化した」

入居者の家族も迎えに来ることはできなかったと言います。

おしか清心苑 鈴木静江施設長:
「入居者、職員、地域の人を守るという安心安全の部分を考えるようになって、(まず施設に)留まってそれから避難する考え方に移行していった」

国が防護施設を全国で約300整備

福島第一原発事故の後、国は交付金を出してこの防護施設の整備を進め、現在、全国の原発周辺におよそ300の施設があります。女川と石巻でも整備中を含め12の防護施設があります。