子どもたちを交通事故から守る意識を高めようと作られたマグネットシートがお披露目されました。およそ6800台のトラックに貼られます。

マグネットシートは高知県トラック協会と高知県警が子どもたちを交通事故から守ろうと作成しました。「こどもを守る」などの宣言が書かれていて、協会が保有するトラックおよそ6800台に貼られることになっています。

6日に県警本部で行われたお披露目式には県警の音楽隊や葛島保育園の園児も参加。それぞれ演奏とダンスで式を盛り上げましした。

また、園児に向けた交通安全講習も開かれ春から小学校に通う年長組の園児たちは車の死角に入らないことなどを学んでいました。

Q.トラックを見つけたらどうしたい?
「手を振りたい」

Q.学校に歩いていくときに気をつけたいこと
「みぎひだり」

(県トラック協会 森本敬一 会長)
「優しい気持ちで運転することが一番の交通事故防止につながると思っている。社内はもちろんトラック協会としてもそういう思いを伝えながら、優しい気持ちで思いやりを持って運転できると、事故にはつながらないということを伝えていきたい」

県警は去年1年間に発生した子どもが絡む交通事故の件数がおととしのおよそ1.5倍となったことから「子どもの交通事故防止」を大きな課題と捉え対策に取り組んでいきたいとしています。