大分県宇佐市のアフリカンサファリで羊の祖先といわれるムフロンシープがベビーラッシュを迎えています。
宇佐市の九州自然動物公園アフリカンサファリでは、春の出産シーズンのトップを切って、白い羊の祖先といわれるムフロンシープの赤ちゃんが元気な姿を見せています。
2月7日に今年の1頭目が誕生すると、6日午前までに27頭が生まれ、園内での数はあわせて90頭になりました。ムフロンシープの赤ちゃんは体長30センチ、体重3キロ前後で、生後3か月ほどで草を食べ始めるため、ミルクを懸命に飲む姿は生まれて1か月以内のいまが見るチャンスです。
(アフリカンサファリ・神田岳委園長)「とにかく小さくてかわいい、お母さんについて歩いていって、おっぱい飲んだりちょこちょこ歩いたり、寝たりする。今が見頃だと思います」
ムフロンシープの赤ちゃんは動物ゾーンで見ることができますが、アフリカンサファリでは様々な動物の出産シーズンが、6月頃まで続くということです。