6日、宮崎県立看護大学で合格発表が行われましたが、各大学ではホームページでの発表が主流になっています。
掲示板での張り出しをやめた大学に主な理由を聞きました。

2021年度からやめた宮崎大学は「新型コロナ感染対策」のため、今年度からやめた宮崎公立大学は「大学に見に来る人が減った」ためとしています。


時代とともに変化している合格発表の方法ですが、さらに時代をさかのぼると、こんな発表方法もありました。

そのひとつが「合格電報」です。


遠くに住んでいて合格発表を見に行けないという受験生が、大学近くにいる人に依頼して合否を確認してもらい、その結果を「電報」で伝えてもらうというものです。

受験当日に、校門の近くに業者がいて、電報を請け負うということもありました。

さらに、以前は、合格者の名前が新聞に掲載されていた時代もありました。受験番号ではなく、名前が掲載されていました。

今では、個人情報保護の観点からなかなか考えられないことですが、受験番号ではなく氏名が掲載されており、場合によっては高校名も記載されていた時代もあったということです。