公明・山口代表は非常に強硬姿勢
小川彩佳キャスター:
2023年まで、自民・公明両党の実務者間では「輸出を可能にしていいのでは」という話になっていたんですね。

TBSスペシャルコメンテーター 星浩さん:
先日、山口代表と話をする機会がありましたが、自民と公明とのワーキングチームではそれなりに積極的な意見も出たましたが、それは実務者だけで話すような話ではないので、山口さんとしては「そんなことは認められない」と現状では非常に強硬で、妥協する感じはなかったですね。
そもそも、これは戦闘機をいっぱい作れば安くなる。例えばイギリスはNATOや中東など、イタリアも東ヨーロッパなどに売れば安くなる。「日本も同じように東南アジアとかに売ってくれよ。そうすると、いっぱい作れるから安くなるんだ」という話で政府側も乗りかけているんですよね。
それから「アメリカ以外の国とも連携するのが大事なんだ」と言いますが、これはそんな簡単な話ではありませんし、実務者同士で決めるような話ではない、ということで、この問題の深刻さが明らかになってきたと思いますね。














