「アライ」を使うときの注意点は

南波キャスター:
もう1つ、気をつけなくてはいけないことがあります。
GLP-1受容体作動薬(糖尿病治療薬)が美容クリニックなどでダイエット目的で処方され、急性膵炎を発症したケースもありました。

市原由美江 院長
「こうした薬は、美容目的のやせる薬ではないので、対象外の人が使用すると免疫が低下する可能性もある」

こういった薬も含めて、対象になる人はしっかり考えていかなくちゃいけませんよね。

日比麻音子キャスター:
改めて、「アライ」は美容目的では全く推奨されないものですよね。

市原 院長:
ちょっと肥満がある方で内臓脂肪が多めの方で、痩せたい、食事療法じゃうまく痩せないなという方が、薬剤師の適切な指導のもとで購入して服用していく適正利用が求められる薬です。

スポーツ心理学者(博士)田中ウルヴェさん:
本当に必要な方が薬剤師さんと一緒に副作用は何か、どんなときはやめるべきか、どんなときには医者に行くのが必要かと、わからないことは何でも聞く。薬ですので一番それが大事ですよね。

ホランキャスター:
「アライ」に関してどのような印象ですか?

市原 院長:
病気がない方で肥満の方が適切に使うのであれば、副作用をある程度理解しているのであれば、試してみて痩せるのであれば、健康がゲットできるので試す価値はあるかなとは思っています。