高知の“おまち”が大宴会場になる「土佐のおきゃく」が2024年も幕を明けました。

「おきゃく」は「宴会」という意味の土佐弁で、高知市では毎年この時期に、中心市街地の公園や商店街などを宴会場に見立てるイベント「土佐のおきゃく」が開かれます。2006年に始まったこのイベントは、大勢の人が酒を飲み交わす毎年この時期の風物詩となっていて、今年の“おきゃく”もきょう開幕し、初日から賑わいました。今年は、新型コロナの5類移行後初めての開催で、検温や消毒などは行われず、コロナ禍前の本来の“おきゃく”の姿が戻ってきています。

会場には、高知の“宴会の神”=「べろべろの神様」の像も設置されていて、訪れた人が楽しく健康に酒が飲めるよう見守ります。

開幕と同時にお座敷にやってきた3人組は「飲み友達です。“べろべろ”で…。『おきゃく』のために、埼玉から、(東京)浅草から、大阪から…。この1年、待ってました!飲むぞ!“べろべろ”に!」とカメラに話し、午前10時過ぎにはカンパーイ!

「土佐のおきゃく」は3月10日(日)まで、高知市の中心市街地で開かれ、期間中さまざまな催しが開かれます。