能登半島地震による液状化現象の状況を把握するため、石川県の馳浩知事は2日羽咋市などを視察に訪れました。
視察は午前8時ごろから始まり、羽咋市や宝達志水町の住宅地などでの液状化現象の被害について馳知事は市や町の担当者らから説明を受けました。
道路のひび割れや陥没住宅が傾くなどの被害が起きていますが、地元に住む人の話によると、もともと潟だった場所では今回の地震で液状化が起きやすくなっているということです。
馳知事
「もしかしたら最悪移転という判断がなされるかもしれないが、そうしたときの支援をどうするか、国のみなさんとも相談していきたい」
また、液状化による被害を受けた住宅の再建について馳知事は、2016年の熊本地震で行われたような基金の活用を検討していきたいと述べました。
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