高知県警は来年度の組織改革と幹部職員を対象とした人事異動を発表しました。
県警は南海トラフ地震を見据えた対策の強化などを目的に、来年度「災害対策課」と「警備二課」を合併させ、「災害対策室」を新設します。これにより災害対策に従事する職員の数が兼務を含めて5人増え、災害が起きた際により迅速な対応ができるようにします。また、「組織犯罪対策課」の中に「匿名・流動型犯罪グループ」の専従係を新設し、特殊詐欺事件などに対する捜査力の向上を図ります。
このほか「交通指導課」に「自転車等交通指導取締対策室」を新設し、自転車や、今後、利用者が増えると見込まれる小型モビリティなどの交通事故防止を推進します。今回の人事異動は幹部警察官を中心に159人が対象となっていて、今月22日に発令されます。
主な異動です。警務部参事官兼首席監察官に笹雅人(ささ・まさと)氏、生活安全部長に肥本裕二(ひもと・ゆうじ)氏、刑事部長に室津康博(むろつ・やすひろ)氏、交通部長に栁瀨泰明(やないせ・やすあき)氏。

警備部長に北村昌巳(きたむら・まさみ)氏、警務部総務参事官に竹内雄一(たけうち・ゆういち)氏、生活安全部地域参事官兼人身安全対処参事官に岡崎弘明(おかざき・ひろあき)氏、警察学校長に中澤誠(なかざわ・まこと)氏。

各警察署の署長はご覧の通りです。高知警察署長に川村剛(かわむら・つよし)氏、高知南警察署長に森成人(もり・しげと)氏、南国警察署長に中野自書(なかの・よりふみ)氏。

中村警察署長に川上泰司(かわかみ・たいじ)氏、安芸警察署長に奥田貴之助(おくだ・たかのすけ)氏、須崎警察署長に片岡隆章(かたおか・たかあき)氏。

室戸警察署長に亀岡有(かめおか・たもつ)氏、佐川警察署長に谷岡敏雄(たにおか・としお)氏、窪川警察署長に南和也(みなみ・かずや)氏、宿毛警察署長に花岡努(はなおか・つとむ)氏となっています。















