高知県内では特殊詐欺の被害が相次いでいて、今年の被害額はすでに2億円を超えています。還付金詐欺の発生が予想される確定申告の時期に合わせ、高知市の税務署で被害を防ぐための啓発活動が行われました。
「税務署とコラボして詐欺を防ごうとキャンペーンしていますので目を通していてください」
啓発活動は、相次ぐ特殊詐欺被害を防ごうと、高知警察署と高知税務署が協力して行いました。
県警によりますと、今年1月以降の県内の特殊詐欺の被害額は2億2800万円を超えていて、すでに去年1年間の被害額の3倍以上となっています。
1日は、確定申告に訪れた人にチラシを配るなどして、注意を呼びかけました。
(高知警察署生活安全課 岡本直也 課長)
「税務署で現在確定申告の時期になっている。税の還付金詐欺も予想されるので気を付けてもらいたい。いろんな手口を知ってもらって被害に遭わないようにしてもらいたい」
警察は引き続き啓発活動を続け、被害を減らしたいとしています。














