高知県大月町の小学校で海の環境や生き物についての出前授業が行われました。6年生がイカを解剖するなどして生態を学びました。
出前授業を受けたのは柏島の海と森や川との関係や環境、海の生き物などについて学んでいる大月小学校の6年生です。3月1日は黒潮実感センターの神田優さんからアオリイカの生態を学びました。アオリイカは地元の漁師さんが提供してくれたそうです。映像で体の特徴や手足の役割など学んだ後は、いよいよ解剖です。ハサミを使って体を開き吸盤の特徴や呼吸するためのエラ、心臓、口ばしなどを、実際に触れて観察しました。
「何か、ヌメヌメした感じ」
また、アオリイカの墨を使った「魚拓」ならぬ“イカ拓”づくりにも挑戦しました。
「クセが強すぎて…、目の形と足の形、ハート!」
「イカの心臓が3つあることに驚きました」
「最初は、イカを触るのが少し苦手だったけど今は、やってみてすごく楽しかったです」
「食べることが“イカの授業”の締めくくり」だと話す神田さんの出前授業。最後はもちろん…焼いて味わいます。学んでおいしく食べることで、児童たちは海の恵みに心から感謝したようです。














