きょうから3月です。県立高校では卒業式が行われ、およそ1万2000人が学び舎を後にしました。


このうち浦添商業高校では165人が卒業を迎えました。


式典では、1人1人の名前が呼ばれ新里彰久校長が卒業証書を授与。卒業生の代表は3年間を振り返り、感謝の言葉を述べました。


答辞・玉城杏羚さん
「18年間私たちを育て支えてくれた家族に感謝の思いでいっぱいです。応援してくれて本当にありがとう。この3年間で大きく成長することができたと胸を張って言えます」


慣れ親しんだ制服ともきょうでお別れ。式の最後にブレザーを宙に投げ卒業を祝いました。

伊波李音さん
「分散登校もあったけど、コロナ明けはその分楽しめたというか、いい思い出がたくさんつくれました」

川満海青さん
「クラスで協力してたくさん色んなことを達成できました。もうずっとみんなと一緒にいたいし、留年したいくらい」

家族や在校生から抱えきれないほどのお菓子のレイや花束を手渡され、卒業生は笑顔を浮かべていました。

宮國花華さん(宮古島から進学)
「大変な時もありましたが、遠いところから保護者も支援してくれたり、近くで親戚や友達が支えてくれたおかげで無事に3年間乗り越えることができました。(はじめは)1人だったけど、一緒にずっといてくれて、支えてくれて、ありがとうございます。これからもずっと仲良くしたいので友達でいてください」

外間鷹さん
「ほんとに仲間思いでやさしい子ばかり、面白い子もいたので、楽しくできてよかったです。感動します」

新垣光彩さん
「(野球部)最後の夏で負けたんですけど、みんなと最後まで笑って楽しく終われたので、思い出に残っています」


この春、県立高校を卒業するのはおよそ1万2000人。思い出を胸にそれぞれの道を歩んでいきます。