中断期間を経て、2日からリーグ戦が再開した女子サッカー・WEリーグ。
悲願の初タイトルを目指すアルビレックス新潟レディースは前半戦を終えて3位につけています。今季からチームを率いる橋川和晃監督(52)に前半戦の振り返りや今後の展望について聞きました。
WEリーグカップ準優勝も「内容はそんなには良くなかった」
「カップ戦からスタートして、自分たちは最後のところで準優勝だったわけですけど、代表の活動があったりとか、各チームそれぞれの考え方もあり、完全にプレシーズン的に作ってるチームもありました。その中でも、私たちのフィロソフィーにありますが、コンセントレーション=今に集中する、ドゥ ユア ベスト=ベストを尽くすという形で選手たちがしっかりそれに取り組んだ結果、準優勝という結果が取れました。ただ、決して内容はそんなには良くないんですよね。
そしてリーグ戦に移った中で、カップ戦で得た課題を、選手たちはさらにクオリティと細部にこだわってくれています。クオリティを上げることによってインテンシティも上がっていく、それをまさに実践してくれて、勝ち点13を取れてよかったと思います。最後の試合(セレッソ大阪ヤンマーレディース戦・12月30日)に負けてしまったり、皇后杯のINACさんとはすごく差を感じた部分はあったんですけど、それでも確実にここまで積み上げてきて成長してくれました。選手たちが前向きにいろんなものにチャレンジし続けてくれた結果だと思います」