高知の伝統的なお座敷文化を守ろうとNPO法人が高知市で総会を開き、イベントの開催や飲酒モラル向上のための事業案が出されました。

NPO法人土佐伝統お座敷文化を守る会は高知の伝統的な「食・酒・人・宴」をお座敷文化として守りブランド化につなげようと1月、設立されました。

メンバーは土佐経済同友会の会員が中心となっていて、29日の総会ではお座敷文化の魅力発信に向けて今年10月に「土佐の酢みかん&土佐寿司まつり」を開催することや、飲酒モラル向上のためのミニ冊子を配布すること、そして、箸拳の普及活動などが事業案として提案されました。

徐々に戻りつつある高知の宴会を、観光客に高知の魅力として思う存分楽しんでもらいたいと意気込んでいます。

(土佐伝統お座敷文化を守る会 竹村昭彦 理事長)
「(酒を)飲める人も飲めない人も土佐の宴を一緒になって楽しめる、世界一楽しい宴のユートピアが土佐にできる」

守る会は、今後会員の募集を呼びかけるとともに4月からの本格的な活動に向け準備を進めていくとしています。